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プーラのアウグストゥス神殿(,)は、クロアチア北西部のイストリア半島先端のプーラにある古代ローマ時代に造られた神殿。 建物は古代ローマ時代のポーラ(現 プーラ)の街の中心であったフォルム(現 フォルム広場)に面して建てられている。 == 概要 == この神殿は、ローマ神とローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年 - 14年)を讃えるため〔The temple of Augustus, by Archaeology Museum of Istria http://www.ami-pula.hr/en/collections-on-other-locations/the-temple-of-augustus/〕に、前2年から14年の間に造られたと考えられている〔The temple of Augustus, by Pula Tourism Office http://www.pulainfo.hr/en/kamo-ici/monuments/33/temple-of-augustus/317/〕。神殿の建物は大きな内陣(セラ)と、フォルムに面し正面に4本のコリント式の円柱を持つポルチコからなっている〔。この建物はローマ帝国初期の典型的な建築様式であり、また後期ギリシア文明の建築様式の影響も見られる〔。 古代ローマ末期にキリスト教が国教化すると、この神殿は教会に転換された。更に時代が下ると穀物貯蔵庫〔として使われ、19世紀になると石像・石碑などの展示施設として使われるようになった〔。第二次世界大戦中の1944年、爆撃により崩壊したアウグストゥス神殿は、1945年から1947年に掛けて再建され古代の石像・石碑やブロンズ像を展示する施設となった〔。 アウグストゥス神殿が建てられているフォルム広場は紀元前1世紀に街の行政の中心施設として整備されたもので、アウグストゥス神殿と並んで現在の市庁舎のある位置にはユーピテル、ユーノー及びミネルウァ神殿が建てられていた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アウグストゥス神殿 (プーラ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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